◆ BIツール「トリプルアイ」で、今使っている会計ソフトを代えずに「経営を見える化」し、業績向上!
◆ BIツール「トリプルアイ」で、今使っている会計ソフトを代えずに「経営を見える化」し、業績向上!
弊社の会計コンサルチーム10社の実績グラフです。
売上高5億・経常利益0.5億から10年後、売上高18億・経常利益2.5億となっています。(2021年8月期)
これ以外にも、事業承継難から承継を依頼された建設業等の会計事務所事業以外の子会社を複数保有しており、グループ全体の売上高は50億円程度です。
こうした、弊社のDX経営ノウハウを集約して、業績向上ツール 「トリプルアイ」が出来上がりました。
「トリプルアイ」は、会計の力を活用して、「社員の行動を変える」ことで、企業の稼ぐ力を引き出すための仕組みです。
中小企業会計が、Microsoft PowerBIによる「3つの会計の目」を持ちました。
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの目です。
鳥のように「俯瞰」し、例えば、顧客「ターゲット」を瞬時に捉える「鳥の目」
虫のように「細部」に近づき、例えば、社員の日々の「行動」を見つめる「虫の目」
魚のように「流れを捉え」、例えば、自社の商品を顧客ニーズの「変化に対応」させる「魚の目」
会社の業績を上げ続けるのに必要と言われる、「3つの会計の目」です。
これまでは、一部の大企業にしか持つことのできなかったこうした機能が、「トリプルアイ」導入により、中小企業にも持てるようになりました。
会計が目を持った今、中小企業に大変革が起こります。
①「会社単位」の壁をこえて、「企業グループ全体」を俯瞰することのできる「鳥の目」機能
企業規模が一定の水準を超えたとき、企業グループ全体が見えなくなる「壁」に行き当たります。
多くの中小企業がこの「壁」を乗り越えることが出来ずに混乱し、ムダが生じ、放漫経営の赤字部門の発生を許し、会社全体の収益力が徐々に低下します。
「トリプルアイ」は、グループ会社全社を常時合算して、俯瞰すると同時に、会社単位、部門単位、商品グループ単位、個人単位、と自由に細分化した決算もできます。
それを「順位グラフ」に表示することにより、組織に緊張感を与え、考える組織を作ります。
②「年度単位」の壁をこえて、「年次推移」を見ながら、瞬時に「日次推移」に移動し、日々の仕訳にまで目を光らせる「虫の目」機能
「トリプルアイ」は、10年以上の長期間の何百万にも及ぶ全仕訳データを一元管理します。
「会計年度の壁」をこえて、日々の、一つ一つの仕訳を扱うことができるという、これまでの会計システムになかった「虫の目」を会計に備えました。
ムダ・ムリ・ムラを日々の社員の行動レベルでとらえ、後述のとおり、日々の改善を促すことができます。
さらに、「トリプルアイ」は、顧客別対応時間、顧客訪問回数といった「非会計情報」を「会計情報」に組み合わせて扱えるため、「虫の目」機能によって、どの社員のどのような行動が「利益を生んでいるのか」、さえをも知ることができるのです。
③「移動平均グラフ」で季節変動を除き、流れを正確に読む「魚の目」機能
「トリプルアイ」には、流れを読む「魚の目」も備わっています。
コロナにより飲食業界などでは、「需要が蒸発」したと言われます。しかしそうではありません。
人々が物を食べるという需要が「蒸発」したわけではなく、外食から、宅配やテイクアウトに「移動」しただけです。
この「変化」にいち早く対応できた会社はコロナ下でも最高益を上げているのです。
「トリプルアイ」は、この「移動」を、「移動平均値」のグラフ化により、季節変動のノイズを取り除き、素早く察知することができます。
また、「損益分岐点移動グラフ」は、損益分岐点の動的グラフ化により、「固定費の上昇傾向」を早期にキャッチすることができます。
この「3つの会計の目」を組み合わせ、経営者は、経営戦略を練ります。
「鳥の目」機能でレーダーのように広い視野で企業全体を見渡しながら企業の行く先を見据え、「魚の目」機能で魚群探知機のように獲物の移動方向を探り、待ち構え、「虫の目」機能で獲物を確実に捉えるのです。
④「会計ソフトの壁」を超えて、現在利用中の、どの会計ソフトからも、利用可能
「トリプルアイ」は、会計ソフトで作成した「会計仕訳データ」を分析するBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。
メールで情報が届きます。
ワンクリックで、パソコンからもスマートフォンからも、自社の姿をリアルタイムで、過去・現在・未来にわたって見ることが出来ます。
「トリプルアイ」で、中小企業が、ソフトバンク、京セラ、ユニクロ並みの経営力を手に入れることが可能になります。
アメーバ会計システムの構築も、現在使用中の会計ソフトを変えずに可能になります。
中小企業に新しい経営ステージが始まります。
会計の「目」が、業績を改善する根源的な理由は、「人は測定されると行動を変える」からです。
ダイエットのために毎日体重測定することに効果がある事から、なんとなくそのことはご理解いただけることでしょう。
企業経営においても、全く同じです。
しかし、会計では、測定方法が重要です。
会計の測定方法を変えることで、劇的に業績がV字回復した事例として、JALの再生があります。
JALの再生の秘密は、緻密な部門別会計の導入にあったことはご案内の通りです。
それまでの、「販売本部」、「貨物郵便本部」といった大きな単位での集計から、「一便ごとの路線・路便別採算」という緻密な、身近な単位での部門別会計の導入に変えました。
同時に、「3か月遅れの月別集計」から「日別の集計」に変えました。
それによって、JALはたった1年でV字回復することが出来たのです。
機長・CAが、身近な単位で「自分ごと」として「採算」を測定されることで、見事に日々の行動を変え、V字回復がなしとげられたと言えます。
会計には、それだけの大きな力があるのです。
そして、「トリプルアイ」の「3つの会計の目」は、その会計の力を究極にまで高めるものです。
京セラ・稲盛さんは、業績向上は、「売り上げを極大に・経費を極小に」する事と言われます。
しかし、そのために、具体的にどう動けばいいのでしょうかそれが問題です。
売上を極大にすると言っても、数量を増やすのか、単価を上げるのかが問題です。
数量を増やそうとして、多くの経営者が、値下げ、値引き販売をします。値下げ、値引き販売をしても販売数量は多くの場合増えません。
競合他社と値引き合戦になることがあるからです。
また、売上を増やすと人件費が増え、売上が増えるほど赤字体質になる場合もあります。
弊社の属する会計事務所業界などでは、単純に顧客数を増やすと、残業が増え、離職率が高まり、業務品質の低下と、人件費比率の増加で、収益低下になります。
そうした業界では、数量戦略よりも高付加価値商品を扱うなどの価格戦略が重要なのです。
値下げ戦略が効を奏するのは、量販業界のように、売上を増やしても人件費があまり増えない業界だけです。
資金力に乏しい中小企業は、売上を極大にすると同時に、値引きをせずに、付加価値を極大にすることが重要です。
中小企業が売上を極大にするためには、ランチェスター戦略にありますように、広げるのではなく、逆に絞り込むことが必要です。
自社の強みを見抜き、強みにフォーカスし、強みに経営資源を集中し、強みで経験値を積み、強みで売り上げを極大化し、付加価値経営を実践するのが、中小企業の唯一の戦略です。
「顧客ターゲットを絞り込む」「商品を絞り込む」「行動を絞り込む」ことが重要です。
絞り込むためには、「鳥の目」で5年10年の長期の単位で顧客、商品、サービスを把握し、推移を見ます。
「トレンドグラフ」で、利益が伸びている部門・縮小している部門を概括します。
同時に「魚の目」で、足元の流れを読みます。
「移動平均グラフ」・「順位グラフ」で、素早く兆しをとらえるのです。
強化すべきもの、撤退すべきものを常に意識し、そうした問題意識をもって日々情報を収集し、把握することが重要です。
闇雲に情報を収集するのでは、情報はゴミの山と化し、情報に振り回されるだけになります。
「経費を極小に」するためにも「絞り込み」が必要です。
ムダな動き、ムダな出費、不要不急な投資を無くし、筋肉質の経営を目指す必要があります。
しかし、どう絞り込めばよいのでしょうか。
それにはまずは「トリプルアイ」の「魚の目」です。
移動平均値を用いた、「損益分岐点移動グラフ」で、損益分岐点をリアルタイムで把握し、固定費の動向を常に把握します。
従来の、静的な「損益分岐点分析」ではわからない、動き・傾向・兆しを、「損益分岐点移動グラフ」できるだけ早いタイミングで知るのです。
「魚の目」で兆しを察知した上で、問題意識をもって、「虫の目」で細かく分析をします。
「細分化」
京セラ・稲盛さんは、経費を極小にするためには、経費の費目を出来るだけ細分化する必要があると言われています。
水道・光熱費といった大きな括りではダメで、水道代、電気代、ガス代と費目を区分することで、異常値が発見されやすくなります。
さらに電気代でも、「○○部門の○○チームの電気代」といったレベルまで細分化して初めて、社員は「最近自分達のチームの電気代が増えてきているのは何故だろうか、どこかで電気代を無駄使いしてはいないか」と考え、対策を打つことができると言うものです。
ここでも「虫の目」が威力を発揮します。
費目ごとの推移を見て、必要があれば何年前にも遡り、仕訳を一つ一つ見ることで、イメージがわき、無駄の削減方法のアイデアが湧きます。
社長が「経費削減」と言って、やみくもにトイレの電灯のスイッチを消して回るのではだめなのです。
最も大きい経費は人件費です。
人件費を極小にと言っても、給料を下げて人件費を抑えるというやり方では、IT時代の高付加価値経営はできません。
優秀な人材が離職するからです。
そうではなく、人の行動に無駄がないか、どのような行動が成果を上げているのか、成果に結びついていない行動は何かを見るところが最も重要です。
成果を上げているチームは、必ずと言っていいくらい効率的な行動をとっています。
顧客ターゲットの違い、提案する商品の違い、訪問回数の違い、といった違いが他チームとの間にあります。
成果を上げているチームのやり方を、社内で情報共有することが最も重要です。
訪問回数でも、100回訪問して初めて見えてくるものがあります。
それが経験値です。
そうした経験値を社内で共有することで、会社全体の生産性を極大にしてゆくことが可能になります。
ここで威力を発揮するのが「トリプルアイ」の「順位グラフ」です。
会社単位、部門単位、商品グループ単位、個人単位、と自由に細分化した「利益」を「順位グラフ」に表示することができます。
「売り上げ」ではなく「利益」の順位グラフでなければなりません。
「利益順位グラフ」を見れば、誰が効率的に動き、成果を上げているのかが、一目瞭然でわかるのです。
最後に重要になるのが、時間の概念です。
京セラでは、「時間当たり採算性・時間当たり付加価値」を最も重視し、無駄な動きが発生しないように全員で協力して生産性の向上に努めています。
「時間当たり」によって、組織の大きさや売上金額の大小に関係なく、それぞれの社員の努力によって生み出された付加価値を数値で表すことができるわけで、社員一人一人を主人公にするために、最も重要な指標です。
時間当たり採算性を見るためには、時間管理が重要になります。
ここで「トリプルアイ」のPowerBIの機能が働きます。
各人ごとの日別の労働時間データをPowerBIの会計仕訳のデータの中に、流し込んでおけば、チームごとの付加価値、個人ごとの付加価値が自動的に算定されます。
それを順位グラフで並べて見ると、成果を上げているチーム・個人が浮かび上がってきます。
この機能は、会計ソフトには搭載することは出来ませんが、PowerBIならば、搭載が可能なのです。
「トリプルアイ」は、ほかにも、計算スピード、扱えるデータ量、データの種類で、従来の会計ソフトやエクセルとは異次元の仕様です。
販売管理ソフトのデータや、工事原価台帳のデータを自由に取り込んで、会計仕訳データとともに分析することで、顧客戦略、商品戦略策定にも威力を発揮します。
公認会計士・税理士の三好貴志男です。
私が高松市で会計事務所を開業した当初から、主な仕事は税金の仕事でした。
しかし会計人として本当にやりたかったことは、お客様の業績改善でした。
赤字で苦しんでいる経営者を目にすることが多かったからです。
でも正直、どうしてよいかわかりませんでした。
そこで20年前に出会ったのが、京セラ・稲盛さんの主催される経営者勉強会「盛和塾」です。
稲盛さんの書かれた京セラ経営の神髄書「京セラフィロソフィー」は、今でも毎朝朝礼で、数ページずつ全員で読み合わせをしています。
お経のように、何度も何度も繰り返して読みました。
おかげで、経営の神髄が、すこしずつわかるようになりました。
稲盛さんのおっしゃられるとおりに経営を実践する中で、事業再生・M&A業務も拡充し、弊社自身も現在グループ会社13社となるまで成長することが出来ました。
会計人として特に「アメーバ会計」はすごいと思っていました。
でも当初は、詳しい具体的なことは門外不出とされており、知ることが出来ませんでした。
ところが2017年9月に、日本経済出版社から「稲盛和夫の実践アメーバ経営」が出版され、そこでJAL再生の赤裸々な実体も含めて、「アメーバ会計」の詳しい内容を開示していただけたのです。
想像をはるかに超える、具体的なものでした。
この考え方を、中小企業の経営に役立てるツールは作れないかと、様々な試みをしてみました。
部門別会計と、「順位グラフ」による視覚化がカギだと思い、TKC・FX4の機能を活用したりして、成果は徐々に上がっていました。
しかし、「アメーバ会計」の「時間当たり採算」を見るところまではなかなか難しく、会計データと非会計データを組み合わせるようなことも、思うようには行きませんでした。
いろいろと試行錯誤を重ねる中で、2020年にMicrosoftの分析ソフト・PowerBIに出会ったのです。
同じ年にMicrosoftのRPA・Power Automateとデータ処理窓口のTeams・SharePointにも出会いました。
この三つを組み合わせることで、何百万仕訳という大量のデータを高速で扱えることもわかりました。
やりたいことは、ほぼ何でもできるようになりました。
そうして出来上がったのが、「鳥の目」「魚の目」「魚の目」を備えた「売上極大化・経費極小化」のための会計ソフト「トリプルアイ」です。
まだまだ発展途上ではありますが、皆さんに使っていただく中で日々進化しながら、中小企業の経営のお役に立てると確信しています。
会社名 | みどり合同税理士法人グループ |
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グループ本部 | 香川県高松市栗林町1丁目18-30 みどり栗林ビル |
創業 | 1987年(昭和62年)3月 |
設立 | 1988年(昭和63年)9月(現(株)みどり合同ホールディングス) |
代表者 | 三好 貴志男 |
グループ資本金 | 2億7,566万円 |
グループ法人数 | 13法人(2021年8月現在) |
WEBサイト | http://www.mgrp.jp/ |